甘く熟して落ちてきた柿の実を、夜な夜な食べていた太郎。それを知らずに「どうして太るのだろう?」と不思議がっていた門田家の人々。
毎年鳥に食べられてなくなるのに、どうしたわけか今年はいっぱい残っています。
毎日太郎のダイエットのために落ち柿拾いを続けていたお母さん。
決断のときは、とうとうやってきました。「柿の木切るべし!」
「かわいそうだから柿の木さんを切らないで!」と叫ぶ、都市文化に毒されてしまったわが娘達よ。 生垣の後ろを良~く見て、思い出してごらん。
そうです。あなた達の故郷には自然しかありませんね!
「もうここに来ても、甘い柿の実は落ちていませんからね。」優しく語り掛けるお母さん。 不思議そうに毎日新聞の見出しを見つめる太郎君。
切り株がうまく生き延びても、柿の実が生るのは8年後です(笑)
やっと事情がわかって呆然とする太郎でありました。
お母さんはお母さんで、春になったら日当たりが良くなり、草がいっぱい生えるんだろうなと今から心配しています(笑)
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