2012年2月19日日曜日

柿の木は残らなかった

甘く熟して落ちてきた柿の実を、夜な夜な食べていた太郎。それを知らずに「どうして太るのだろう?」と不思議がっていた門田家の人々。
毎年鳥に食べられてなくなるのに、どうしたわけか今年はいっぱい残っています。
 毎日太郎のダイエットのために落ち柿拾いを続けていたお母さん。
 決断のときは、とうとうやってきました。「柿の木切るべし!」

 「かわいそうだから柿の木さんを切らないで!」と叫ぶ、都市文化に毒されてしまったわが娘達よ。 生垣の後ろを良~く見て、思い出してごらん。 

 そうです。あなた達の故郷には自然しかありませんね! 
 「もうここに来ても、甘い柿の実は落ちていませんからね。」優しく語り掛けるお母さん。  不思議そうに毎日新聞の見出しを見つめる太郎君。


 切り株がうまく生き延びても、柿の実が生るのは8年後です(笑)
 やっと事情がわかって呆然とする太郎でありました。

お母さんはお母さんで、春になったら日当たりが良くなり、草がいっぱい生えるんだろうなと今から心配しています(笑)

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