夕方の雷にビビる

 

 

　暑さの峠を越えたころでも石畳の上はまだ熱を持っていますが、太郎くんは平気です。直射日光が当たっている日中ても、平気で寝そべっていますからね。

ここが体の汚れんけん、たいぎゃ好かったい（笑）

 

　そうかと思えば、暑さを避けて小屋の中に 引っ込んでいることもあり、やることがどうにもチグハグです。

爺さんにはまだ、聞こえんとかい！

　そのうち急に空が曇って来て、遠くで雷の音が聞こえてきました。
　人間には聞こえなかった小さな雷の音を、いち早く聞き付けた太郎くんが避難したようです。雷と打ち上げ花火の音が、ホントに苦手なんですね。

姿が見えんけん、いっだん恐ろしかばい（汗）

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